よくある疑問に回答
早い方で「生理予定日の約1週間前」ごろから変化を感じることがあります。
受精卵が子宮内膜に着床し、妊娠が成立するのは排卵から約6〜10日後。このタイミングで体内のホルモンバランスが急激に変化し始めるため、妊娠の初期段階で見られるサイン(いわゆる妊娠超初期症状)が表れ始めます。
着床はいつ起こる?
排卵日を0日目とすると、排卵後6〜10日目ごろが着床のタイミングです。 この時期は妊娠週数でいうと「妊娠3週」にあたり、体の中では赤ちゃんを迎えるための大切な準備が始まっています。ただし、着床のタイミングには個人差があり、正確な日付をご自身で特定するのは難しいのが実情です。
代表的な「体のサイン」
着床時期に表れやすい主な症状をまとめました。
①少量の出血(着床出血)
おりものに混じる程度の少量の血。色は薄いピンクや茶色で、1〜2日で治まるのが特徴です。
②下腹部の違和感(着床痛)
チクチク、ズーンとするような軽い痛み。
③基礎体温の変化
高温期がいつもより長く続くことが一つの目安です。
④眠気・だるさ・胸の張り
妊娠を維持するためのホルモンの影響で、体調に変化を感じやすくなります。
兆候が無くても妊娠していることはある?
結論からいうと、兆候が無くても妊娠している可能性は十分にあります。妊娠初期症状の出方には個人差が大きく、「何も感じなかった」という人も少なくありません。症状の有無だけで判断せず、高温期が14日以上続いた場合は、適切な時期(生理予定日の1週間後以降)に妊娠検査薬を使用することが大切です。妊娠検査薬で陽性反応が出た場合や、体調に不安がある場合は、早めに産婦人科を受診し医師の診断を受けましょう。
妊活中は「体のリズム」を知ることが大切
着床の兆候はとても繊細で、気にしすぎるとかえって不安になることもあります。 妊活中は、基礎体温や体調の変化を日々記録し、ご自身の体のリズムを知ることを意識してみては?
体温や体調を継続的に把握することは、妊娠への第一歩にもつながります。焦らず、ご自身の体と向き合いながら妊活を続けていきましょう。
文責:成城松村クリニック 院長 松村圭子 先生

松村 圭子 先生
Dr.Keiko Matsumura
医師 / 婦人科専門医
広島県出身。1995年広島大学医学部卒業後、同産婦人科学教室入局。2010年、成城松村クリニック開院、院長に就任。婦人科疾患のみならず、女性のトータルケアをサポートする。婦人科専門医。講演、執筆、TV出演など幅広く活躍中。「わたしの温度®」の監修医。
「わたしの温度®」は、女性社員の「これあったらいいな」から生まれた女性のためのヘルスケアIoTサービスです。
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